筌の口温泉

正保(1644〜1647)のころから村人が入浴していましたが、享保13年(1728)、田野庄屋徳右衛門がこの地に住宅を造り、湯小屋を建てたのが温泉の始まりです。明治の中期、大分牧場の創設・千丁牟田開拓・硫黄鉱山の創業等の関係者でにぎわい、そのころ旅館が建ち営業するようになりました。
昭和27年、文豪川端康成がこの地を訪れ、後に九重を主舞台とした小説『波千鳥』を残されました。
炭酸泉で少し濁りがありますが、胃腸病に特効があると評判です。地元管理組合が管理している共同温泉「筌の口温泉」は人気が高く、多くの人々が訪れます。近くに九酔渓や震動の滝等の景勝地があり、朝日長者伝説七不思議の中の「殺生石」や「鳴川」が近くにあります。

旅館 新清館

青い空と森の緑。黄金の湯につかりゆったりと。

TEL:0973−79ー2131
住所:大分県玖珠郡九重町大字田野1427-1

山里の湯

九州温泉道の対象施設にも選ばれている高温の珍しい炭酸泉です。入浴すると泡つきが素晴らしく、あっという間に体一面を優しい銀色の泡が包み込んでくれます。

TEL:0973−79ー2516
住所:大分県玖珠郡九重町大字田野1432-6

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